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多岐都比売命

更新日: 2010年11月16日 18:57:14   


名称多岐都比売命
ふりがなたぎつひめのみこと
別称多岐都比売神
湍津姫命(たきつひめのみこと)
湍津姫神
田寸津比売命
神格海の神、航海の神、大島の精霊
御神徳豊漁・漁業守護、海上安全、航海安全、交通安全
神仏習合

宗像三女神の一柱。姉妹の中で生まれた順番は諸説あるが、宗像大社の社伝によれば、二番目に生まれた次女とされている。「多岐都(たぎつ)」とは、「多紀理(たきり)」と同じ意味で、潮の流れが激しい様子を表す。玄界灘近海に浮かぶ「大島」の中津宮に祀られている。

「先代旧事本紀」では、大己貴神(大国主命)に嫁ぎ、八重事代主神と高照光姫命を生んだと伝える。ここから出雲一族と宗像一族との交流が垣間見えるという学者もいる。


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