少彦名神
更新日: 2010年12月06日 18:09:56
名称 | 少彦名神 |
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ふりがな | すくなひこなのかみ |
別称 | 少毘古那神(すくなびこなのかみ) 須久那美迦微(すくなびこな) 少彦名命 少彦名大神 少名毘古那神 |
神格 | 国土経営の神 医薬の神、酒の神、温泉の神 |
御神徳 | 病気平癒、国土経営、国土安泰、産業開発、医薬・医療・酒・温泉・漁業の守護、航海安全、病気除け、縁結び、安産、育児 |
神仏習合 | 恵比寿、蛭子、夷、戎、えびすさま |
出雲神話の英雄である大国主神のパートナー。蛾の皮を着て、葉っぱの船に乗り、海の向こうの「常世の国(海の彼方、桃源郷)」よりやってきた小人神である。御伽草子の「一寸法師」のルーツともいわれている。古事記では神産巣日神(かみむすびのかみ)の子とされ、日本書紀では高御産巣日神(たかみむすびのかみ)の子とされている。
大国主神とタッグで行なった国土開発は、まず山や島や国を造り、それから穀物の栽培法を広め、害虫から穀物を守る“まじない”を編み出し、そのほかにも薬や酒の製造技術を伝えた。温泉治療については、道後温泉の発祥に関するエピソードも伝わっている。
大国主神の「大」に対する、「小(少)」という少彦名神の存在は、“あらゆるものは一対の二元的なものから創造される”という「陰陽道」の考え方に通じているといわれている。
少彦名神のパワースポット |
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