石上神宮
名称 | 石上神宮 |
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ふりがな | いそのかみじんぐう |
主祭神 |
布都御魂大神 布都斯魂大神 布留御魂大神 【配祀】 宇麻志麻治命 五十瓊敷命 白河天皇 市川臣命 |
創建 | 神代 |
住所 |
奈良県天理市布留町384 ⇒地図と周辺情報 |
アクセス | 各線「天理駅」よりバスで8分 |
別称 | いわがみさん、石上振神宮、石上坐布都御魂神社、石上布都御魂神社、石上布都大神社、石上神社、石上社、布留社、岩上大明神、布留大明神 |
属性 | 神道、武神・軍神、石など無生物、神仏霊場巡拝の道19番 |
公式HP | http://www.kasugano.com/kanko u/isonokami/ |
初代天皇の神武天皇は、日本を平定すべく天孫降臨の地・日向国より出て東方へ進軍を開始した。途中、紀伊国の熊野で邪神によって足止めされてしまう。そんな状況を見かねた最高神アマテラスとタカムスビは武神タケミカヅチに救援するように要請する。ところが、「私が行くまでもない」とタケミカヅチは神武天皇に従っていたタカクラジ(尾張氏の祖神)に一振りの霊剣を降ろした。タカクラジはその霊剣を神武天皇に献じたところ、たちどころに力がみなぎり、熊野の邪神をなぎ倒し紀伊国平定に成功したと記紀神話は伝えている。
その霊剣こそ、御祭神の「布都御魂大神(ふつみたまのおおかみ)=「布都御魂剣(ふつみたまのつるぎ)」である。「ふつ」とは「プツっとよく切れる様」を意味している。また、別の御祭神「布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)」とは、スサノオがヤマタノオロチをぶった斬った「十拳剣(とつかのつるぎ)」であり、「布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)」とはニニギが高天原より抱えてきた「十種神宝(とくさのかむだから)」である。石上神宮には、これら神宝の魂が祀られている。なお、日本書紀において「神宮」と呼ばれる神社は伊勢神宮と石上神宮しか登場しない。
元々は大和朝廷の武器庫として物部氏が代々守ってきた。境内には、本殿を中心に石瑞垣で囲まれた禁足地(決して立ち入ってはいけないエリア)が存在する。大正時代までそこに本殿はなく、布都御魂剣などが埋められているという伝説だけが残っていた。明治時代、実際に発掘調査が行なわれ、布都御魂剣や十拳剣と思われる剣が出土した。一方、十種神宝は現存していないという説が有力である。
石上神宮の御利益 |
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開運福徳 (特に所願成就、開運招福) 守護 (特に厄除け・除禍、諸難除け・災難除け、魔除け,怨敵退散,憑き物祓い、方位除け、病除け・悪疫退散) 国家事業 (特に国土経営、国家鎮護・国土平安、国土開発・社会開発、郷土守護) |
石上神宮のお参りの仕方 |
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●基本的には神道式参拝。 |
石上神宮のお祭りカレンダー |
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【毎月】 1日・15日(月次祭) 【1月】 1日(歳旦祭)、3日(元始祭)、15日(古神符焼納祭) |
石上神宮の沿革・歴史 |
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崇神天皇7年 創建 |