高御産巣日神
更新日: 2010年08月10日 18:09:54
名称 | 高御産巣日神 |
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ふりがな | たかみむすびのかみ |
別称 | 高皇産霊神(たかみむすびのかみ) 高木神(たかぎのかみ) 高天彦神(たかまひこのかみ) 高皇産霊尊(たかみむすびのみこと) |
神格 | 造化三神 別天神 宇宙の生成力の象徴神 高天原の最高司令神 |
御神徳 | 所願成就、開運福徳、厄除け、縁結び、祭事、政治、軍事、交渉事 |
神仏習合 | 梵天 |
天地創造のはじめ、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)に続いて、神産巣日神(かみむすびのかみ)と共に現れた造化三神の一柱。また、別天神五神の一柱でもある。名前の「ムス(産巣)」は、「苔ムス」の「ムス」と同意で、『生産・生成』を意味する言葉であり、つまり『宇宙の生成力』を神格化した神様といえる。また、神産巣日神と一対を成し、「陰陽」「静動」「男女」など宇宙原理の二面性を表す。なお、性別のない「独神(ひとりがみ)」である。以上のような性格から、農業や製鉄、出産などの場面で祀られることが多い。
「古事記」などの神話の中で登場場面は少ないが、天孫降臨、国譲り、神武東征など重要局面で活躍し、天照大神とともに高天原の重大事を主宰する。具体的には、天孫降臨の主役である邇邇芸命(ににぎのみこと)は、高御産巣日神の娘と天照大神の御子との子であり、天孫降臨の際に武甕槌神(たけみかづちのかみ)などを派遣したのも、神武天皇のもとに八咫烏(やたがらす)を遣わしたのも、高御産巣日神の采配である。
高御産巣日神のパワースポット |
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