鵜戸神宮
名称 | 鵜戸神宮 |
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ふりがな | うどじんぐう |
主祭神 |
日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊 大日孁貴 天忍穂耳尊 彦火瓊々杵尊 彦火々出見尊 神日本磐余彦尊 |
創建 | 不明 |
住所 |
宮崎県日南市大字宮浦3232 ⇒地図と周辺情報 |
アクセス | JR「伊比井駅」よりバスで20分 |
別称 | 鵜戸権現 |
属性 | 神道、人間・英雄、職能・生活 |
公式HP | http://www.udojingu.com/ |
山幸彦(彦火火出見尊)は、海宮(龍宮)に訪れた際、海神の娘・豊玉姫命(トヨタマヒメ)にひと目惚れして結婚した。身ごもった豊玉姫命は、「天神の子を海で生むことはできない」と海から地上へ向かう。そして海辺に鵜の羽を屋根にして産屋を造っていたのだが、まだでき上がらないうちに出産してしまう。その御子こそ日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)である。
鵜戸神宮は、その産屋の跡と伝えられている。社殿は日向灘に面する断崖の洞窟内に鎮座し、参拝には崖を下って行く「下り宮」の形式となっている。「鵜戸(うど)」は「うろ(洞)」に通じる言葉だという。洞窟内には、2つの岩「お乳岩」が天井より垂れ下がる。これには次のような伝承が残っている。豊玉姫命は出産の際、自分の姿を見ないように山幸彦に約束させる。しかし山幸彦は禁を破ってしまう。すると、妻は大きなワニ(鮫)となっていた。それを知った豊玉姫命は自らの引きちぎり、天井につけ、海に帰っていったという。
782年には、天台宗の僧・光喜坊快久が別当寺院を建立。平安時代には真言宗の寺院となり、本堂に六観音を安置し、明治の神仏分離まで「西の高野」と呼ばれる両部神道・修験道の一大霊場となっていた。
鵜戸神宮の御利益 |
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恋愛・良縁 (特に縁結び) 出産・育児 (特に安産、子育て・子供の育成) 旅行・交通 (特に海上安全) |
鵜戸神宮のお参りの仕方 |
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●基本的には神道式参拝。 |
鵜戸神宮のお祭りカレンダー |
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【1月】 1日(歳旦祭)、2日(初日供祭)、3日(元始祭)、5日(縁日祭)、7日(昭和天皇御陵遙拝式) |