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金比羅神

更新日: 2010年08月14日 11:00:52   


名称金比羅神
ふりがなこんぴらかみ
別称金毘羅権現
金毘羅大権現
琴平神(ことひらのかみ)
金刀比羅神
こんぴらさん
大物主神
神格海の神、水の神
航海の神
御神徳漁業、航海、農業、雨乞い、商売繁盛
神仏習合大物主神
十一面観音菩薩(本地仏)
クンビーラ(マカラ)
宮毘羅大将

讃岐国(香川県)の象頭山(琴平山)に鎮座する山岳信仰の神様。古来より瀬戸内海の航海に欠かせない日和山だった。やがて象頭山の神様はインドの古代神「クンビーラ」だと考えられるようになり、漢訳の「金比羅さん」と称されるようになった。クンビーラは、ガンジス川に棲む鰐(ワニ)を神格化した水神で、最高神ヴァルナの乗り物でもあった。仏教では、薬師如来を守護する十二神将の宮比羅大将(くびらたいしょう)とされ、「水運の神様」として崇められた。また、鰐神は、水の神である龍王(龍神)と同一ともされた。

金毘羅大権現が創建されたのは、飛鳥時代後期。日本最初の仙人として知られる役小角(えんのおづぬ)による。平安時代には、讃岐に流刑され非業の死を遂げた崇徳天皇の怨霊も合祀され、以降朝廷からも篤い信仰を受ける。鎌倉時代頃より武士階級や庶民からも信仰を集め、江戸時代には「金比羅参り」が伊勢参りと並ぶほどの人気となった。流行歌は「金比羅船々、追手に帆かけてシュラシュシュシュ~♪」。

金比羅神のパワースポット

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