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沖ノ島

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更新日: 2010年11月18日 13:57:35   


「海の正倉院」と呼ばれる、神の棲む島。
名称沖ノ島
ふりがなおきのしま
主祭神 多紀理毘売命(田心姫命)
創建不明
住所 福岡県宗像市
アクセス

大島より船で渡航(5月27日のみ)
※事前申込が必要

別称海の正倉院
属性 神道、古代遺跡、大地・山
公式HPhttp://www.city.munakata.lg.j
p/okinoshima/

玄界灘の真ん中に浮かぶ絶海の孤島。全体が天然記念物に指定され、古代より「神の宿る島」として厳粛に守られてきた。今も女人禁制で、男性でも上陸が許されるのは5月27日だけ。その際には全身裸になり、海で禊(みそぎ)をしなければならない。島の草木一本を持ち帰ることも、島で見聞きしたことを他人に話すことも一切禁止。基本的には無人島だが、宗像大社沖津宮が鎮座し、神官が交代で1名常駐している。

沖ノ島が一躍脚光を浴びることになったのは、戦後(1954年~)の学術調査による。23ヶ所の古代祭祀遺跡が発掘され、約8万点に及ぶ遺物が出土した(すべてが国宝・重要文化財に指定)。それら中国製や朝鮮半島製の豪華な飾り金具、純金の指輪、馬具、ガラス碗といった宝物は一豪族のものとは考えにくい。いかに大和朝廷にとって沖ノ島が重要な場所だったかがわかるだろう。

沖ノ島の御利益
癒し (特に癒し,安らぎ,ストレス解消)
国家事業 (特に国家鎮護・国土平安郷土守護)
沖ノ島のお参りの仕方

●毎年5月27日に男性の抽選200名のみ参拝・上陸が許される。参拝者は前日(26日)に大島の中津宮で「沖ノ島渡島安全祈願祭」に参列し渡航安全を祈願する。当日、沖ノ島上陸の直前には全身真っ裸になり、、海の中で禊を行なう。その後、10:00より「沖津宮現地大祭」に参列する。詳細は電話にて問合せくださいとのこと(公式HP「Q,沖津宮現地大祭に参加するには、どうしたらいいですか。」参照)。

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沖ノ島のお祭りカレンダー

5月27日  沖津宮現地大祭

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沖ノ島の沿革・歴史

4世紀   岩上(がんじょう)祭祀がはじまる
6世紀   岩陰(いわかげ)祭祀がはじまる
7世紀   半岩陰・半露天祭祀がはじまる
8世紀   露天祭祀がはじまる
10世紀   祭祀が行なわれなくなる
1794年  黒田藩の国学者・青柳種信が紀行文にて島を紹介
1954年  学術調査スタート


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