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弁才天

更新日: 2010年12月02日 22:28:13   


名称弁才天
ふりがなべんざいてん
別称弁財天
弁天
弁天さま
美音天
妙音天
大弁才功徳天
八臂大弁財天
辯才天
辨財天
神格七福神、学問・弁舌・学芸・蓄財・豊作・豊漁の神、水神、福神、知恵の神、天部
御神徳開運福徳、学問成就、芸能上達、音楽上達、商売繁盛、豊作、豊漁、蓄財
神仏習合宗像三女神
市杵嶋姫命
妙音菩薩
サラスヴァティー
薩羅薩伐底(さらすばてい)
辯才天
辨財天
吉祥天

七福神で唯一の女神。ルーツはインド古来の河神「サラスヴァティー」である。4本の腕に数珠、聖典ヴェーダ、ヴィーダ(琵琶のような楽器)を持ち、流れる川=流れるものすべて(言葉・音楽・知識など)を象徴する神様として崇拝されてきた。ヒンドゥー教の創造の神ブラフマンの妻でもある。

仏教では天部の吉祥天と同一視され、密教として日本に伝来すると、名前の「才」を「財」に変え、財宝・福徳の面が強調されて七福神の一員となる。漢語訳「辯才(言語・才能)」が「辨財(財産をおさめる)」になり、本来の「知恵の神」の印象は薄れてしまった(「辯」も「辨」も戦後「弁」に統一された)。一方で、神道の宗像三女神(あるいは、市杵嶋姫命)と習合していく。

江戸時代には、禁欲生活を送っていた僧侶の性欲の対象として、さまざまな艶っぽい話が伝わる。また、弁天社は水辺にあることから、水辺に棲む蛇が眷属とされ、蛇=金運としてさらに俗っぽく蓄財の神様の地位を高めていった。こうした金運への偏った信仰は「銭洗い弁天」が有名である。

弁才天のパワースポット

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