熊野三山
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更新日: 2014年06月02日 23:51:26
現世浄土の里、熊野信仰の総本山。
名称 | 熊野三山 |
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ふりがな | くまのさんざん |
主祭神 |
【上四社】 熊野牟須美神(=千手観音菩薩) 事解之男神 速玉之男神(=薬師如来) 伊邪那岐大神 家津美御子大神(=阿弥陀如来) 天照皇大神(=十一面観音) 【中四社】 忍穂耳命(=地蔵菩薩) 瓊々杵命(=龍樹菩薩) 彦穂々出見命(=如意輪観音) 鵜葺草葺不合(=聖観音) 【下四社】 軻遇突智命(=文殊菩薩・普賢菩薩) 埴山姫命(=毘沙門天) 弥都波能売命(=不動明王) 稚産霊命(=釈迦如来) |
創建 | 神代 |
住所 |
和歌山県田辺市本宮町本宮1100(熊野本宮大社) ⇒地図と周辺情報 |
アクセス | 【熊野本宮大社まで】 |
別称 | 熊野権現、熊野三所権現、新宮十二社大権現 |
属性 | 神道、仏教、神話・民間伝承、大自然、水・海、大地・山、人間・英雄、武神・軍神、石など無生物、世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道) |
公式HP | http://www2.ocn.ne.jp/~sanzan / |
「熊野」とは「隈野」、すなわち「奥まった場所」を表す。朝鮮語では「神の湊(みなと)」を意味するという。原生林に覆われ昼間でも暗い奥深い山地、そして入り組んだリアス式海岸の地形を持つ紀伊国・熊野は、まさに古代人にとって神の住む場所と考えられていた。神の国は同時に他界(=黄泉の国、常世の国、死の国)であり、やがては仏教の影響を受け「現世浄土」と見なされるようになる。
熊野三山とは「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の総称である。奈良時代より修験道の霊場として栄え、平安時代中期からは天皇の御幸が行なわれるようになり隆盛を極めた。御幸の際には1000人もの従者が山道を登り、その様子は「蟻の熊野詣」と称されるほどだった。
熊野詣は苦行の旅である。山の秘境は参拝者に試練を与える。極限状況の中で、人々は自分自身に向き合い、現世の煩悩から離れ、大自然の中に神の存在を感じ、命の本質や生きる意味を知り、心は満たされ甦った。死の国で生まれ変わる、それが熊野詣の本来の姿だといわれている。なお、道中にはしばしば亡くなった親戚や友人に会うという。
熊野三山の御利益 |
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開運福徳 (特に所願成就、開運招福、万物の繁栄) 健康 (特に無病息災、健康増進・生命力向上、病気平癒) 恋愛・良縁 (特に縁結び、良縁、恋愛成就) 金運 (特に商売繁盛、財運・蓄財、富倍増、金銀融通、金談、貧苦救済) 旅行・交通 (特に航海安全、海上安全) 救済 (特に極楽往生、衆生救済・滅罪、煩悩滅除、慈悲、来世の加護) 癒し (特に癒し,安らぎ,ストレス解消) |
熊野三山のお参りの仕方 |
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●基本的には神道式参拝。 |
熊野三山に関連するパワースポット : 熊野三山神域 |
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